とても怖~い帯状疱疹について、その1

帯状疱疹ワクチン『シングリックス』接種を受け付けします。

帯状疱疹(たいじょうほうしん)にご注意を!(とても怖~い帯状疱疹について、その1)

帯状疱疹って聞いたことがありますか?最近若い世代(20代~40代)に増え、注意が必要です。

帯状疱疹は50歳以上からはじまり80歳代までに3人に一人がかかると言われています。

帯状疱疹はピリピリとした痛みと水疱(すいほう)が神経にそって出てきます(同時になく、別々に出ることもあるのでちょっと厄介なときもあります)。

その後に約2割の方が帯状疱疹後神経痛(たいじょうほうしんごしんけいつう)に悩まされると言われています。

しかし、これは一般的なことで耳鼻科ではもっと怖~い症状を起こします。

帯状疱疹ウイルスは神経に潜んでいるため、いろいろな神経にそって出てきます。

その一つがハント症候群で、典型的には耳が痛くなり、水疱が出来てきて更にめまい、難聴、そして顔面まひが次々に出てきます。

痛みや水疱はほとんど治りますが、難聴や顔面まひがなかなか治りません。

それ以外にも口の中の神経(三叉神経、舌咽神経)、のどの中の神経(反回神経、迷走神経)に出てくるともっと厄介です。

口からのどにできた水疱(ここでは粘膜疹(ねんまくしん);アフタ口内炎の多発や痛い潰瘍(かいよう))の痛みのために食事がとれない、水分すらやっとということが1~2週間、それ以上の間に悩まされます。

ご高齢でいろいろな薬を飲んでいるかたは入院治療が必要になります。

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